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『魔王』

2005.10.20 Thu 22:09
魔王
魔王
伊坂 幸太郎

発売日に読んじゃうって、どんな猛烈ファンですか…

考察することは、安藤にとっては息をするほどに自然な事だった。生きる事は考察する事だ。最近巷では若く煽動力のある政治家の犬養が話題を集めている。しかし安藤は犬養に言いようのない不安を覚えていた。そんな彼は知らぬ間に、他人の内に入り込んで思った事を発言させる力を得る。この力は何のために彼の元に現れたのか?犬養の言葉にいいように乗せられているような大衆は、どこへ行くのか?安藤ががすべき事、できる事は一体何なのか…

どうなんだ、一体。

私は政治的ではない。
ついこの間の選挙も、あれだけ盛り上がっていたにも関わらず、あの時の一番の驚きは「ワンピースやるんだ…」だった。もちろん選挙にも行かなかった。
たぶん私はニートだと思う。そんな事を言ったら、筋金入りのニートだ。真剣に高校の時に友達に「人生の最大の目標は責任逃れだ」と言っていた。本当に完全に責任逃れをする事はできないのはわかっているんだ。それでも、逃れたい。何から逃れるのかと言われたら、たぶん「無責任」から逃れるのだ。

私が投票しない理由は「よく知らないから」というのが一番の理由だろうが、よく知った所で全てが納得できるとは思えない上に、よく知らないまま投票してしまう「無責任」を負いたくないからだ。
それは単にポリシーの問題で、口に出して言わなければ誰にも伝わる事はない。私はだたのニートで、投票にも行かない無関心層でしかなくなる。

それでも、それを誤魔化すために投票はできない。
与党野党現在の議論の焦点問題点の全てを猛勉強した所で、たぶん私の中に「カチッ」と音がしてハマるような事がない限り、私は投票しないだろう。ハマるかもしれないと言われるかもしれないが、それはない。それだけは断言できる。だって私は、私でしかないのだ。
そこにある全てを認められるのだったら、私が認める必要がどこにあるんだ。一票の重みと言うのが本当にあるのだとしたら、きっと私が投票する事なんじゃない。そこにあるのは民主主義的多数決なだけで、投じる事よりも声を上げる事が本当は必要になるんだ。
もし本当にハマるものがあったとしたら。

だから今回、コレを読んで「どうなんだ、一体」がまず出てきた感想だった。
困る。こういうのは。
私は熱狂的に盛り上がる大衆が嫌いだ。サッカーの代表戦で「下向かないで次はフランス!」の声にドン引きし、サッカーは好きだけど、もう代表を応援する事には愛がない。私が応援しなくたっていっぱいいるじゃんよかったねとも思うが。
盛り上がれば盛り上がるだけ引く。

私はスカートを直せればいいなと思えるのだろうか。思考的には近い気はするんだ。でも私はたぶん、その大衆の盛り上がりにスカートを直すのではなく、スカートが捲れても喜ぶ大衆に幻滅して遠ざかるんだろうな。
そんなモノには近づきたくない。大衆なんて盛り上がればだたのモノだ。怖いしキモい。
だからニートだと言うんだ。
私は私の無責任から逃げる。無理に責任を負う事から逃げる。無関心を装い、何も考えてないフリをして、思考の末に辿り着いた答えを、見なかった事にして知らない事にする。全てを自分だけの哲学・宗教とし、人に押しつける事なく黙っている。だから私はニートだと言うんだ。

困ってしまったので、読んでないとわからない感想しか書けなかった。
でもきっと、この作品はある意味、犬養になれるのかもしれないな。
いい意味でも悪い意味でも。
ただ思考しない人間がこれに手を伸ばすかと言うと、ちょっと疑問だけど。

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COMMENT









いいねえ。。。伊坂。

次にでる砂漠がやたら面白そうです。
posted by 22-20s | 2005/10/27 2:50 PM |
砂漠もチェック済みッスよ!
猛烈ペースで発刊してるんで、ちょっと怖いんだけど。
posted by さい | 2005/10/27 9:55 PM |

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| YOURELIGION | 2005/10/27 2:50 PM |
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